恋愛コンサルタント有坂文花です
私が恋愛相談をお受けする時に「パートナーにはどんな方がいいですか?」とお尋ねするのですが、結構な確率で「価値観の合う人」と返ってきます。
でも、この「価値観の合う人」と答えた方ほど、恋愛では苦戦します。。
「価値観の合う人とは上手くいく」という、世間一般にある常識とか洗脳なのかなって思いますが・・
価値観が合う人→価値観は同じであるべきという前提
価値観が近い人→価値観は人それぞれに違うという前提の上で、なるべくなら近い人
「合う」と「近い」でも、これだけの違いがあります。
そもそも・・
価値観のまったく同じ人間なんて、この世には存在しません!
親子でも、兄弟でも、相当に違います。
どんなに仲の良い親友とだって、同じではないはずです。
だけど、なぜか恋愛やパートナシップでは「同じ」を求めたがる傾向がありますよね。
それは、カップルのケンカの理由が「価値観の相違」だと捉えている方が多いからかなって思います。
カップルのケンカって、価値観の相違が直接の原因ではないんです・・
今回は、依存傾向にある女性に多いパターンのお話しをしますね。
依存傾向にある女性の場合、「私の気持ちを分かってくれない」という気持ちからケンカに発展することが多くなります。
怒ってはいるけど、一次感情では「分かってもらえない」、「愛されていない」という、悲しみの感情が根底にあります。
【怒りは二次感情】
さみしい、悲しい、虚しい、苦しい、心配、不安、尊重されていないなどのネガティブな一次感情が先にあり、その一次感情を爆発させたものが怒りの正体
依存傾向が強い人は、「同じ」や「一緒」であることに安心感を覚えるので、相手の愛情もそこではかろうとしてしまいます。
そうすると、自分との違いを「違和感」と認識し、無意識に違いを排除しようとする気持ちが働くのです。
そういう方は、ご相談を伺っていても
「なんで、彼はこうなんですか?」
「なんで、彼はこういうことをするんですか?」
と、彼の気持ちや行動の理由を聞いてきます。
自分と違う考えや行動をする彼が理解できないのです。
本来、彼がどんな行動を取ろうと、どんな考えを採用しようと彼の自由です。
でも、自分と同じであることで安心感を得たい彼女は、彼が自分と違う考えをすることに不安を感じ、考え方の違いを見つける度に「彼は私から離れていくかも」とパニックになり、同じであることを強要してきます。
「なんで、あなたはそうなの?」
「なんで、そんなことするの?」
「普通は○○でしょ?(この場合の普通とは自分基準)」
そんな風に責められたり、考え方や行動を強要しようとする彼女に彼は当然ながら反発します。
そこでケンカが勃発するのです。
実は、これは彼女が彼を「同一視」しているから起きている現象です。
同一視しているから、「違い=違和感」と捉えてしまうんです。
乳児や幼児は、親と自分との境界線が無く、親と自分を同一視していますから、「ママと同じだね~、ママと一緒だね~」に、ものすごく反応し喜びます。
一緒であることに、とっても「安心感」を感じるんですね。
乳児や幼児はほぼ100%依存の状態にあるので、親を同一視してもいいのですが、あなたが大人なのであれば、自分と彼を同一視することはあまり良い結果を生みません。
依存がよくないとされる理由もここにあります。
それは、同一視している相手に「過剰な期待」をしてしまうからです。
やってくれて当たり前。
そして、やってくれなかった時にものすごく落胆してしまい、その気持ちが「怒り」として表現されます。
「彼氏なんだから、連絡くらいしてよ!」
「お母さん、なんでご飯作ってないの?なんで洗濯してないの?」
なんて、お心当たりありませんか?
カップルのケンカの理由の1つは・・
相手を同一視してしまい、「違い」を認められなくて、自分と同じ(考え)であることを相手に強要してしまうことから起きる歪みです。
価値観が違うことがいけないのではなく、「相手の価値観を認めてあげられないこと」がよくないのです。
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